2010_10月

今月の記事よりP2_3特集「今年の諏訪圏工業メッセ~一にも二にも商談」をご紹介します。

058.gif 「世界のSUWA」ブランドを目指し、今年9回目の開催となる諏訪圏工業メッセが今月14日から開幕する。地方都市としては国内最大級の工業専門展示会としての実績と質の高い出展内容を武器に国内外に技術力を売り込む。

 諏訪地域6市町村の製造業社が一堂に会す今年の工業メッセには、昨年を上回る255社が出展し、情報交換の場として、商談・販売促進に向けて即効性のあるブース展開を行う。

受注拡大に期待

 同実行委員会(会長・井口恒雄下諏訪商工会議所会頭)は、「一にも二にも商談」と新規企業との具体的な商談を進めることで新しい分野へ進出しようと、会場内で行う商談会を企画している。
 今回招聘した企業は国内から医療関係や自動車関連企業7社。機械設備や工作機械など幅広く事業展開する海外バイヤー8社。各企業との商談を希望する出展社を募集し、マッチングを行っている。また、今回招聘する企業からは目的の技術を保有する企業の照会がきており、同実行委員会では、実りある商談をするために工業アドバイザーを派遣する等して商談の準備を進めている。

有効な営業ツール

 昨年出展した企業への調査によると「自社で今後強化したいもの」として「営業・マーケティング力」を挙げる企業が反数以上となっており、自社の課題として認識されている。その中で、工業メッセは有効な営業ツールとなり、多くの出展企業に商談の機会を提供してる。
 製品を机の上にゴロンと並べていたころから、見せ方を工夫したり、来場者を迎え入れる工夫をしてきた。これまで8回の工業メッセを通して獲得した純新規先との取引関係の現状をみると、「その後、新たな受注獲得には至っていないが、関係は継続している」が51・8%となっている。また、「その後、追加受注や別製品の受注があり、継続的な受注先となっている」が50・6%となっており、工業メッセをきっかけとして構築した新規先との関係は、長く続く可能性が高まっている。
 獲得した純新規先の製品分野をみると、「自動車関連」が最も多く、次いで「半導体・液晶関連」に続き「医療・福祉・健康・バイオ関連」が20・5%となっている。

医療機器分野への進出図る

 当地域に自動車関連の受注が増えてきたことは、諏訪圏工業メッセの効果とも言える。同実行委員会を主管するNPO諏訪圏ものづくり推進機構では、新たな進出分野として航空・宇宙や医療機器関連に可能性を見出している。
 今年度には「医療・ヘルスケア機器研究会」を長野県テクノ財団と設立し、新たな事業分野の開拓に挑戦する企業を募集。29社52名が参加している。同研究会では、医療や健康管理に役立つ機器を製造販売する大手企業を招聘し勉強会を行う等、新分野進出に向けた取り組みを積極的におこなっている。

多彩なプログラム

 「東洋のスイス」から「世界のSUWA」ブランドを目指し、一丸となって新たなチャレンジが始まっている微細加工集積地・諏訪地域ならではの技術展示に加えて、多くの海外企業を招聘し国境を越えた取引も目指すと同時に、ものづくりのDNAを若い世代に伝えていこうと平成24年に開催される「長野技能五輪全国大会」の種目実演をはじめ、親子でものづくりを体験するコーナーを設置する等多彩なプログラムが予定されいる。

2010_10月(No351)

351_P1.pdf(今月の表紙)

351_P2_3.pdf(特集:今年の諏訪圏工業メッセ~一にも二にも商談~)

351_P4_5.pdf(マンスリートピックス:永年勤続者表彰式、諏訪湖まちじゅう芸術祭、青色申告会バスハイキング)

351_P6_7.pdf(会議所からのお知らせ:上諏訪街道呑み歩き、青色申告決算等説明会、蔵前・如水・理窓連携セミナー、伊藤邦美さん写真展、簿記検定、技能五輪大会視察等)

351_P8.pdf(経営セーフティ共済制度が充実します!)P9紙媒体のみ(高橋進の経済ナビ)

351_P10_11.pdf(魅せられて_おもてなし編オフィスエンジェルスマイル主宰「進藤さん」 定例相談、行事カレンダー)

P12(マル経融資

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