2014_8月

2014_8月(No397)よりP10魅せられてのコーナー。すわ姫会 土屋 美香さん(㈱ぬのはん)のご紹介です。

 

ぬのはん土屋様写真.JPGのサムネイル画像

女性ならではの視点で、地域全体を盛り上げていきたい

 私は諏訪湖畔の宿「ぬのはん」で、主に予約窓口を担当しております。ぬのはんの屋号は、嘉永元年(1848年)に、藤原半助が上諏訪町に「布屋」を創業したことから名付けられました。明治16年(1883年)には、諏訪で初めて天然温泉を掘り当て温泉旅館となり、大正9年(1920年)に現在の諏訪湖畔に別館を開設しました。これが今日のぬのはんです。特に「離れ屋敷」の中の「赤彦の間」は、島木赤彦を代表とした歌人の歌会の場としても知られており、多くの著名人にも足を運んで頂いた、まさに「特別室」と言える当館ならではのお部屋としてご紹介しております。
 様々な趣向を凝らした新しい斬新な旅館やホテルが立ち並ぶ昨今、もはや老舗旅館と言うブランドだけでは成り立たないことを痛感し、ついては日々の業務の中からヒントになることを見つけ出し「新しさと伝統が共存する旅館」を作り上げるための方法を模索しています。たとえば予約時の会話の中で、お客様のご要望に対し常にアンテナを張り、新たな宿泊プランの作成に活かします。また、予約窓口は、お客様をお迎えするための、事前の情報収集と準備の場です。「足の悪い方がいらっしゃるので、車いすのご用意をしておこう」など、電話で気付いたことをまわりと共有し、当日のさりげない気遣いに活かします。それが、お客様がリピーターとなるポイントであり、「伝統の宿」としてのぬのはんにつながると思います。
 ご予約のお電話を受けるだけでなく、迷っているお客様を、会話だけでご予約までつなげることも多々あります。もちろん、旅行会社の方とのやりとりもあり、自分では「外へ出ない営業職」と思っています。自分のスタンスだけで話をしていては、スムーズに会話が進みません。積み重ねた経験から、お客様おひとりおひとりの性格を見極め、話の持って行き方を工夫します。また、予約日の近さでなく、お客様の急ぎ具合によって、優先順位を瞬時に判断することも重要です。最初は失敗することもありましたが、10年以上続けてこられたのは、この仕事が好きだからこそだと思います。
 「すわ姫会」が発足するまでは、様々な業種の女性が意見を出し合う場は、今までありませんでした。女性の持っているエネルギーやアイディアはすごいです。女性ならではの視点で、地域全体がつながり盛り上がるような企画が、すわ姫会で生まれればと、とても期待しています。
 旅館の一従業員の自分がすわ姫会に参加したのは、旅館の女将や他業種の女性の方が、どんな考えを持って仕事し、最終的に何を求めているかを知り、自分も何かしてみたいと強く思ったからです。メンバー募集の案内を頂いたとき、これはチャンスだと思い立候補しました。せっかく頂いた機会を活かして活動に参加し、自分の成長とともに地域を盛り上げていきたいです。

※すわ姫会…諏訪地域で観光業に携わっている女性が、総勢21名で活動しています。女性の感性や行動力を生かして、人にやさしい観光地づくりを目指しています。

 
平成26年8月会議所ニュース本紙
→PDF
397_2014_8.pdf

主な内容

P1(表紙撮影場所:立石公園(諏訪フォトライブラリ(外部リンク)より))

P2_3(諏訪湖まちじゅう芸術祭2014) 

P4_5(源泉税納付個別指導会、求人票配布、諏訪よいてこ、他)

P6_7(常議員変更、検定試験案内、企業ガイドブック掲載企業募集、県・市から案内、他)

P8_9(会員調査、快進撃企業に学べ、トレンド通信*本紙のみ掲載)

P10_11(魅せられて、行事予定、新会員紹介)

P12(キャリアアップ助成金、WEBセミナー)

 

以上