2016_9月

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2016_9(No422)よりP10魅せられてのコーナー。熊井 雅紀(小林川魚店) さんのご紹介です。

諏訪の味、地元の味を守りたい

 

 小林川魚店は社長である私の父が創業し、今年で48年になります。
 私は小さい頃から朝の市場について行ったり、ワカサギのパック詰めを手伝ったりして育ち、魚と関わることが生活の一部になっていました。20年前に就職を考えた際にも、自然と川魚店の仕事を選びました。
 魚屋は、まず包丁に慣れることから始まります。始めはフナで慣れていきます。フナはすずめ焼き用に丸く開くので、他の魚よりは簡単です。フナが出来るようになると、鯉、うなぎと進んでいきます。うなぎは串うち3年、裂き8年、焼き一生と言われますが、その通りに歩んでいるような気がします。
 
 「小林さんのところの魚は美味しい」と言っていただけることが何よりの励みです。
 また、諏訪では昔から、お盆、年越、御柱などの振舞いには鯉を出す風習があり、現在もその風習が残っていることがとても嬉しいです。
 お客さまの中には「母がよく来ていたから」と来店してくださる方も多く、これからも世代を越えて伝統料理が伝わっていくことを願っています。
 何でも手に入る都会へ引っ越しても、ふるさとの味を求めにわざわざご来店される方もいらっしゃいます。
 大切なお客様の期待にずっと応え続けていられるように、当店の伝統の味を変えず、味を守りながら、若い世代の方にも川魚を好きになってもらえるよう努力していきたいと思います。私の子どもも川魚が大好きで、食事はもちろんのこと、おやつにも喜んで食べています。
 
 今は簡単に料理して簡単に食べられる時代です。手をかけたものをもっと味わってほしい。そんな事も強く願っております。
 お店を大きくしようとはあまり考えていません。小さくてもお客様とのコミュニケーションを大事にしながら、ずっと続けていくことを目標にしています。
 近年、川魚を獲る漁師さんの年齢層は高くなりました。これから先の事を考えると、若い世代の方にも是非興味を持って携わって欲しいと思っています。
 
 県外から観光に来られる方には、諏訪で獲れたもの、諏訪ならではの味を味わってほしいと思っています。
 旅先でしか食べられないものを食べる事で、その地域を知る事が出来ます。諏訪にはこんなに美味しいものがあることを沢山の人に伝えていきたいです。
 川魚が苦手な方や召し上がったことがない方もいらっしゃるので、提供の仕方も工夫していきたいと思っています。
 9月はワカサギが美味しい季節になります。是非、当店自慢の味を味わいに来て下さい。
 
小林川魚店
諏訪2丁目10‐7
℡0266(58)1751
 

平成28年9月会議所ニュース本紙の主な内容

P1(表紙:渋崎 コスモス)
 
P2_3(もしも、労災事故が起きてしまったら) 
 
P4_5(優秀な人材獲得を目指して、うち水で信州の涼しさをPR、諏訪の長い夜他)
 
P6_7(諏訪圏工業メッセのご案内、他)
 
P8_9(労災保険未加入者費用徴収制度について、快進撃企業に学べ、トレンド通信*本紙のみ掲載)
 
P10_11(魅せられて、行事予定、新会員のご紹介)
 
P12(検定試験のご案内)
 
以上

 

以上