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諏訪市へ要望書を提出しました(2021.10.4)

目次

岩波会頭から金子諏訪市長へ要望書を手渡し

諏訪市商工会議所では、岩波会頭はじめ副会頭とともに金子ゆかり諏訪市長へ16項目からなる「令和4年度諏訪市施策に対する要望」を手渡しました。
以下、要望内容です。

1.新型コロナウィルス感染症で疲弊した諏訪市経済が一日も早く立ち直るための経済対策の実施について

(1)全産業を対象としたプレミアム付き商品券の発行、または新しい生活様式における感染症対策にも有効なキャッシュレス決済により消費者へポイントを付与するポイント還元による事業所支援をお願いしたい。あわせてワクチン接種証明書を活用した飲食店の支援についても検討いただきたい。
(2)宿泊施設誘客支援事業(おいでなして!諏訪泊御宿割)の対象を県外客まで拡大するとともに、予算額を増額し引き続き実施していただきたい。

2.災害に強いまちづくりの推進について

 令和3年8月の停滞前線による大雨により、市内各地で住宅・店舗への床下・床上浸水、土砂崩れ、道路の冠水による交通障害などが発生し、市民生活や経済活動に大きな影響を及ぼしました。
 当市は今回のような大雨のたびに、諏訪湖の水位の上昇に伴う内水氾濫により、冠水の被害を受ける地域が多くあります。
 諏訪市におかれましては、いち早く災害対策本部を設置し、市民の安全を守るための対策に当たられましたことに敬意を表するところであります。
 しかしながら、近年の気候変動に伴う大型化、頻発化する台風や線状降水帯による豪雨などにより、「数十年に一度」「百年に一度」のような大災害が今後は毎年起こると指摘されております。
 つきましては、総合的な治水対策を推進し、「災害に強いまちづくり」を強力に進めていただきたい。
 また、抜本的な水害対策には時間がかかるため、各企業や店舗において、水害からの被害を自ら防ぐため、自衛により吸水土嚢など防災用品を配備するための補助制度の導入についても検討いただきたい。

3.諏訪湖イベントひろば整備の早期実現について

 諏訪湖イベントひろばの活用計画については、「諏訪湖イベントひろば基本計画専門委員会」からの報告を受け、いよいよ事業化に向けて動き出したと認識しております。
つきましては、真に産業振興の拠点となるような施設整備を早期に実現していただきたい。

4.人口減少・人手不足への具体的かつ長期的な取り組み実施について

 働き方改革・残業時間の規制など労働者に安心安全に働いていただくことは経営サイドの重点取組であり多くの事業所が真摯に取り組んでいるところです。
 しかし一方で、売上を増やす・利益率を上げる観点からすると受注が増えても増産することが非常に困難であり、少子化や今後予想される人手不足により、生産がさらに困難になる可能性があります。
 新卒採用や移住促進などに積極的に取り組んでいただくとともに、特に生産年齢人口の維持増加に集中的に取り組んでいただきたい。
 また、働き方改革によるRPA(ロボットによる業務自動化:Robotics Process Automation)導入などの支援・補助制度の創設をお願いしたい。

5.諏訪湖祭湖上花火大会の開催について

 本年度の諏訪湖祭湖上花火大会は、新型コロナウィルス感染症拡大が続く中、工夫を凝らし「第73回諏訪湖祭湖上花火Two Weeks」として開催していただき深く感謝申し上げます。
 しかしながら2年続けて本来の姿での「諏訪湖祭湖上花火大会」は中止となりました。
 諏訪市が全国に誇る諏訪湖祭湖上花火大会の開催の中止は地域経済にも大きな影響を与えることから、全国各地の花火大会実行委員会とも連携しながら、来年度の通常開催を早期に決断していただきたい。

6.国道20号諏訪バイパスの早期事業化について

 国道20号諏訪バイパスの早期事業化につきましては、継続して要望しておりますが、市街地の渋滞緩和と物流の効率化、公共交通の利便性向上、災害時の交通機能確保、交通事故の減少、国道でのイベント・祭等による賑わい創出、地域産業活性化を図るため、事業者である国や都市計画決定権者である県に対しまして、環境等に十分配慮した設計を行い、パイパスの早期事業化が実現できますよう重ねて働きかけをお願いいたします。また地域活性化に繋がるアクセス道路の整備もお願いいたします。

7.「上諏訪駅周辺まちなか再生推進事業」の進捗状況の開示とJR上諏訪駅西口ひろば整備計画の早期提示について

 柳並線道路整備事業が完了し、JR上諏訪駅から諏訪湖への導線が大きく変わるとともに、地域住民や宿泊者の送迎などの車両が増加しております。
 しかしながら、現在の西口ひろばは、そうした交通量の増加に対応した機能は有しておらず、また2次交通の結節点としても不十分な状況にあり、西口整備は喫緊の課題であります。
 「上諏訪駅周辺まちなか再生推進事業」により信州地域デザインセンター及びUR都市機構などと連携して、駅周辺の未来ビジョンの策定が始まっておりますが、現在までの進捗状況を開示いただくとともに、上諏訪駅西口交通ひろばの将来計画を早期に示していただきたい。

8.都市計画道路を含む都市計画の見直し及び用途地域の変更について

 20年以上前の都市計画は現在の実情と合わない部分も増えてきており、商工業の発展や定住人口に対し負の要素が出てきています。商工業のさらなる発展や定住人口維持・増加のため2019年に改定、策定した都市計画マスタープラン、立地適正化計画に基づく都市計画道路の整備や見直し、用途地域の変更をできるだけ早期に進めていただきたい。

9.柳並線と中浜2号線交差点への信号機の設置について

 柳並線と中浜2号線交差点は信号機の設置がなく、また横断歩道も片側しかないなど非常に危険な交差点となっております。
 つきましては、早期に信号機の設置ができるよう関係機関へ働きかけていただたい。

10.道路の改修の促進について

 新型コロナ感染症の影響もあり諏訪を訪れる旅行者の90%以上がマイカーを利用しています。観光事業者はお客さまより諏訪市の道路事情が悪く運転がしづらいという声が指摘されると言われております。諏訪を訪れる旅行者が楽しく安全に旅行を楽しめるよう舗装改修等道路の改修をさらに進めていただきたい。

11.諏訪市人口ビジョン達成のために、工業用地・産業用地の確保について

 工業用地・産業用地の確保について一歩、踏み出していただきたい。
 具体的には、「国道バイパス推進室」のような部署を設けて調査研究を行い、諏訪市人口ビジョンに掲げる「2060(令和42)年の諏訪市人口4万人以上」達成に向けて取り組んでいただきたい。
 目標達成に向けて工業用地・産業用地の確保は大きな起爆剤となりますが、用途地域区分の見直し・変更・経過措置には長い年月がかかるため、魅力的で安定した「しごと」ができる「まち」の創生が実現できるように、将来を見据えて積極的に取り組んでいただきたい。

12.諏訪商工会議所(中小企業相談所)への補助金の増額について

 諏訪商工会議所(中小企業相談所)は、国・県・市が打ち出す新型コロナウィルス感染症に対する各種経済対策等について、経営指導員を中心に企業等への周知、申請支援や相談業務に全力で取り組んでおり、また飲食券の発行事業等市からの委託を受け、事業者支援に取り組んでおりますが、当所の現在の職員だけでは、こうした事務に追われ、本来あるべき会員に寄り添った支援が十分にできていない状況であります。
 つきましては、当所の体制を強化するとともに、会議所独自の施策を実施するため、当所への補助金の増額を検討いただきたい。

13.産業支援施策の充実について

(1)市内事業所の情報発信力を強化するため、全産業対象に「動画」で自社の魅力を発信する事業所を支援(製作費の補助など)していただきたい。
(2)建設業界は政府や長野県の重点施策と直結しており新しい技術の導入や知識の習得等の機会が増えてきています。地域事業者の経営力強化による地域力向上のため、従業者育成補助制度を工業や商業同様に建設業にも適用範囲を拡大していただきたい。

14.新たな観光資源への支援について

 今秋に公開される映画「神在月のこども」は、諏訪湖や諏訪明神の化身とされる龍神などが登場します。2016年に公開されたアニメ映画「君の名は」の劇中に登場する景色に似ていると話題となり、現在でも立石公園には多くの観光客が訪れております。
 民間ではすでにこの「神在月のこども」のアニメーション映画を活用し、「龍神」をテーマとしたまちづくりやお土産の開発に取り組んでおりますので、市におかれましても、新たな観光資源としてとらえ、積極的に支援いただきたい。

15.かりんちゃんバスなど公共交通機関でのキャッシュレス決済の推進について

 諏訪市では、本年4月より「バスもり」アプリを活用したスマホ乗車券をスタートしていますが、多くの人が利用している交通系ICカードやQRコード決済サービスには非対応となっております。
 今回導入したスマホ乗車券の利用状況などを検証し、利用者の利便性と利用促進を図り、また新型コロナウィルスをはじめとする感染予防にも有効な公共交通機関でのキャッシュレス決済を推進していただきたい。

16.諏訪湖の浮遊植物ヒシの除去及び漂着ごみ等の回収について信号機の設置について

(1)諏訪湖に大量に繁茂する浮遊植物ヒシは、水鳥の餌場や水生生物の産卵場所としての役割を果たす一方、景観や水質の悪化、遊覧船・水陸両用バスの運航への妨げ、ボート・カヌーなど諏訪湖でのアクティビティーを推進する上でも大きな支障が出ております。
 「諏訪湖創生ビジョン推進会議」を中心にひし取りを実施していただいておりますが、より一層のヒシの除去を進めていただきたい。
(2)8月の大雨により諏訪湖に流れ込んだ流木やヨシ、ペットボトルや空き缶などは、西風により諏訪市側の湖岸に打ち寄せ、また湖面を覆うヒシにからみ、「観光地諏訪」に相応しくない景観が長期間続いております。
 大雨のたびこうした状況が続いていることから、漂流物を早期に回収できる仕組みづくりを、県に対して強く要望していただきたい。

 以上