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諏訪よいてこ (再現ジオラマ コンテスト入賞!)

「諏訪よいてこ」を再現したジオラマがコンテストで入賞!(2021.09.14)

 趣味で鉄道模型を使ったジオラマを制作している向山尚樹さん(市内在住)が、「諏訪よいてこ」を再現したジオラマ作品を「T-TRAKジオラマコンテスト東京大会」に出品し、約80点の応募の中から企業協賛賞の「NOCH賞」に選ばれました。このたび受賞の報道を受け、よいてこ実行委員会へお越しいただきました。

 鉄道があることやジオラマの規格などルールの中で、JR上諏訪駅近くの踏切や並木通り、柳並公園が再現され、踊り連や見物人の人形約150体がいきいきと配置されています。市販の人形の手足などを切り離して、接着剤で踊りのポーズに張り直し塗装したそうで、常連の踊り連の衣装もあります。中央のステージには、再開の願いを込めて「第41回諏訪よいてこ」という看板を掲げてくださっています。電池式で提灯が灯ったり、よいてこ音頭が流れる仕組みにもなっています。仕事の傍ら制作を進めたといい、約4ヶ月をかけて完成されたそうです。

 過去には向山さんご自身やご家族も祭りに参加してくださったとのことで、「人が集まれない時代だからこそ賑やかな祭りをテーマにした。来年は活気ある祭りが再開してほしい」と話してくださいました。

 よいてこ祭りは令和元年の第40回を最後に、2年連続して中止としています。次年度以降の再開について、実行委員会では検討を進めてまいります。

(令和3年7月)第42回諏訪よいてこ「中止」のお知らせ

諏訪市民に親しまれております「市民まつり諏訪よいてこ」につきまして、実行委員会において令和3年度の「中止」を決定いたしました。
現状では新型コロナウイルス感染症の収束が見込めず、市民の皆様、関係事業者の皆様、催事・踊り連でご参加いただく皆様への感染リスクが大きいことから、安心安全を最優先に、祭り緊急対応マニュアルに基づき決定したものです。
市民の皆様、例年ご協賛いただいている企業の皆様、運営にご協力いただいている関係者の皆様には、昨年に引き続いての中止を深くお詫び申し上げますとともにご理解を賜りますようお願い申し上げます。
一日も早く事態が終息し、地域に活力と元気が戻りますよう、実行委員会では次回以降の開催に向けて検討を進めてまいります。
今後も引き続き、皆様からご支援とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

令和3年5月25日
諏訪よいてこ実行委員会
会   長  金子ゆかり
実行委員長  岩波寿亮

「諏訪よいてこ」とは?
例年7月の中旬から下旬の土曜日に、長野県諏訪市上諏訪駅近くから高島城へ向かう途中の柳並通り・並木通りを舞台に、市民が集い、歌や踊り、太鼓や長もちを楽しむ市民まつりです。
夜の部「踊りコンテスト」は、約40団体、1800人が会場を粋に、いなせに、踊ります。

第40回踊りコンテスト結果 2019.7.27開催

諏訪よいてこ祭りは、夜の部後半の天候悪化が予想されたため、約1時間繰り上げての終了となりましたが、「昼の部」・「夜の部」ともに盛大に開催することができました。参加団体の皆様・運営スタッフの皆様、ご参加・ご協力ありがとうございました。

第40回諏訪よいてこ踊りコンテスト 入賞踊り連

順位名称団体名
最優秀賞よいてこ大賞オリーブ・どれみ
★初のよいてこ大賞!!★
第2位いなせ踊り賞てんとうむしファミリー
第3位湯のまち踊り賞菊間流 明葉奈会
第4位サマー祭りだ!わっしょい賞城南小4-2 HAPPY連
第5位お諏訪節記念賞諏訪赤十字看護専門学校
第6位JA信州諏訪特別賞ヤマト連
第7位JA信州諏訪特別賞阿波踊り諏訪湖連
第8位JA信州諏訪特別賞ワンダフル1組
第9位JA信州諏訪特別賞中浜町踊り連
たかしまん賞スマイルキッズ☆片羽わんぱく連
たかしまん賞城南小なかよし連

☆40周年特別賞☆(五十音順)

オリーブ・どれみ
JR上諏訪地区連
JA信州諏訪
城南小なかよし連
諏訪市社会福祉協議会・ボランティア・市民活動センター
諏訪職員互助会
諏訪信用金庫
諏訪赤十字看護専門学校
 
諏訪赤十字病院
諏訪地区県職連
てんとうむしファミリー
中浜町踊り連
長野銀行
長野県信用組合
八十二銀行
ヤマト連

よいてこの歴史

 並木まつりから発展

写真:昭和55年諏訪ふるさと祭りとしてスタート

「諏訪よいてこ」の前身は、諏訪市大手並木周辺住民で行なわれてきた夏祭に、昭和50年諏訪青年会議所が市民とのふれあいの場として「並木まつり」を実施したことがきっかけです。昭和52年より、昼の部は並木通りで、夜の部は「火祭り」として発展。各種団体が順次参加し諏訪市の夏祭としての輪を広げてきました。

諏訪の魅力を楽しむ祭りへ 

写真:昭和58年長持ちで賑う並木通り

「並木まつり」が5回で終了すると聞いて昭和55年の御柱年に、「諏訪ふるさとまつり」の名称で、諏訪市商業連合会が「長持ちコンクール」を実施しました。当時は、百棹の長持ちが参加し大いに賑わいました。
 昭和59年、旅行会社が「杜の賑い」の冠をつけて、全国各地から観光客を招き、昼間は諏訪の郷土芸能を、夜は花火見物と諏訪の魅力を楽しむ祭りへ姿を変えました。(夜の花火は現在、「諏訪湖新作花火大会」となっています。)

 観光客も訪れ、年々盛大となる夏祭りを「市民まつりとして育てていきたい」と、昭和60年にまつりの名称(愛称)を公募しました。358点の応募の中から本郷末実さんの「諏訪よいてこ」が選ばれ、現在までこの愛称でまつりを実施しています。
 「よいてこ」とは、御柱祭において御柱を曳行する時に、木遣りに合わせ、氏子が力を合わせて曳く際のかけ声「あら、よいてこしょ」が由来で、心を一つにして祭りを盛り上げ、市民が一丸となって諏訪の発展を支える意味が含まれています。また、諏訪はよいとこ(良い所)の意味もかけられています。

写真:昭和61年懐かしい「お蔵船」

よいてこ音頭の誕生

昭和60年多くの市民が参加し楽しめるようにと、「音頭」がつくられました。歌詞を公募。31点の中から唐沢邦夫さんの歌詞が選ばれ、姉妹都市在住(伊東市=当時)の関野幾生さん(城ケ崎ブルース作曲者)に作曲を依頼。翌昭和62年に市民に披露されました。「よいてこ音頭」の誕生に合わせ、市民が気楽に踊れるようにと、瑞穂扇梢さん(藤間流)が振付をし、現在のよいてこ踊りができました。
 踊り連が年々増えていく中で、平成2年より諏訪市(行政)もこの組織に参画。諏訪市長が実行委員会会長になり、市民総参加のまつりとして年々盛大に行なわれるようになりました。
 第21回(平成12年)、市民祭り元年としての位置づけがされ、より市民に親しまれる祭りとするため、21世紀に相応しいアップテンポな曲「よいテクノバーション」を加え、踊りに新風を吹き込みました。

写真:平成12年踊りコンテストがスタート。初代よいてこ大賞には諏訪湖ライオンズクラブ・ライオネスクラブが選ばれた。

 「お諏訪節」の復活

花柳徳弥先生の振付(昭和26年)を忠実に再現

「お諏訪節」は、戦後間もなく、荒みがちな人々の心に、明るさやなごやかさ、そして郷土愛を蘇らせてくれた唄で、諏訪地域の人々に様々な記憶とともに、馴染みの深い民謡です。復活を願う声が諏訪よいてこ検討委員会で提案されました。
 若い世代に継承すべき、『諏訪の踊り』として多くの方々のご尽力をいただき、第31回諏訪よいてこで復活することとなりました。

「お諏訪節」の歌碑は、湖柳町で開業医をされていた北原義張先生の作です。北原先生は、ふるさとの文化と自然をこよなく愛し、和歌や俳句などの文芸にも造詣が深く、昭和24年当時、戦後の殺伐とした世の中で、諏訪の人々や、また故郷を離れて暮らす人たちの心の糧になればと、医療の傍らで、作詞しました。
 その心意気に共感し、作曲を担当したのが、日本を代表する名作曲家の中山晋平先生でした。
 そして踊りは、花柳流菫玲会(きんれいかい)師匠の花柳徳弥先生が振付し、昭和26年8月には並木通りで盛大な発表会が行われ、翌年日本ビクターからレコードが全国発売されました。その後、盆踊りや運動会、宴会など折にふれて、たくさんの人々に愛唱され、踊られてきました。

復活に向けて

 平成22年(第31回)、諏訪よいてこ実行委員会では、「お諏訪節」の復活に向け、踊りを普及していく上で、花柳徳弥先生の振付(昭和26年)を忠実に再現し、教本ビデオの制作や踊りテキストを作成。また、踊り指導員による指導も実施しました。60年の時を越えて、優雅でしなやかなお諏訪節が並木通りに蘇りました。

よいてこ音頭誕生25周年

 平成24年(第33回)は、よいてこ音頭が市民の皆さんに披露されて四半世紀。誕生25周年を記念して、作曲家の関野幾生先生、唄い手として活躍してきた森水女さん、宮坂寿子さんに感謝状を贈り、踊りコンテストでは、「諏訪よいてこ音頭誕生25周年特別賞」を設けました。同特別賞は、まつり会場開催地区から長年にわたり出場している並木連、西大手連が受賞しました。

よいてこ音頭誕生30周年

 平成29年(第38回)は、よいてこ音頭が市民の皆さんに披露されて30周年を記念して、踊りコンテストへ「諏訪よいてこ音頭誕生30周年記念賞」を設けました。

よいてこ40周年

 令和元年(第40回)は、諏訪よいてこ40周年を記念して、40周年特別賞を設けました。
特別企画として第31回から第40回まで10年間連続してご参加いただき、長い間、お祭りを盛り上げていただいている、夜の部の踊り連の皆様16団体へ、感謝状と金一封を贈呈しました。